省エネに向けたLED(電圧をかけた際に発行する半導体素子)化について

共用部分の蛍光灯等をLEDに替えて
省エネを検討する組合が多くなりました。

今後も、この傾向は変わりません。

国としても経済産業省では、省エネ環境をより一層進める為、
白熱電球と蛍光灯は、使用、生産、輸入がなくなるわけではないが、
LED化を推し進める方針となっています。

また、各自治体によってもLED化の為の工事費用等の
助成を行う地域もあります。

このLEDは、とてもエネルギー消費効率が良いので、
電気代が安くなるとされています。

それは、照明用光源の寿命が大きく伸び、今までの白熱電球(約1000~2000時間)や
蛍光灯(約6000~12000時間)とは倍以上に違い、長寿命のLED約40000時間とされています。

今までの白熱電球や蛍光灯は、
ON/OFFの激しい切り替えにあたっては
寿命が縮みますがLEDは縮みませんし、

LEDは、虫が好む紫外線が少ないため集まりにくかったり、
有害な水銀も使用していません。

共用部分のLED化の工事の注意点!?

既存の照明のLED化の工事にあたっては、
注意が必要です。

難しい言葉でいえば、
今までの蛍光灯灯具の交流電流だったものをLED化に合わせて
直流電流にしなければいけません。

最近ではLED照明の品質改良が行われ、
既存照明灯具の蛍光灯をLEDに交換するだけのものが
多くなりましたが、安全性が100%保たれるものではありません。

蛍光灯灯具のグローを用いた点灯方式では、
交流電流で点灯するために安定器を使用しますが、
LEDには安定器は必要ありません。

そこで、使用しない安定器部分に熱をもち過ぎて発火する危険性があります。

また、最近は安定器を利用したLEDもありますが、
安定器の熱量により、通常の蛍光灯と使用エネルギーがあまり変わらず、
省エネにつながらない場合もあります。

しかも、安定器が寿命で故障すれば、
長寿命のLEDも同時に点灯しなくなります。

このようなことを避けるために、
安定器を通さず、バイパス工事により
直流電流に変えることが有効とされる1つとはなります。

しかしながら、長寿命のLEDを既存灯具に取りつけても
灯具自体が10年以上経過しているのであれば、故障も多くなり、
結局、灯具も寿命で交換しなければいけません。

そこで、共用部分のLED化にあたっては、
工事見積時に、交換後の省エネ計算(経費削減予測)や

工事費用の回収見通しのシミュレーションのできる専門業者へ
依頼することを奨めます。

常時、取替困難な位置にある照明灯具の場合は、
このLEDにより交換作業の回数の手間がなくなり、
理事会決議での変更も可能と思いますのでLED化は有効でしょう。

シミューレーション設計による全面的なLED化は、
総会での普通決議事項となります。